アジャイル開発・スクラム開発はどこが素晴らしいか?⑤

オーバーヘッドに掛かる工数は、それだけではない。

ソフトの振る舞いに関しても、同じ機能に何度も修正リクエストが入ることがある。

これにより、設計、実装、テストを、何度もやることになる。

これも何か勿体無い気もするが、全部完成してしまってから修正が入ることを考えたら、開発中に対応することが、一番影響が少ないことに気付く。

こういった、リスクの対応を前倒し前倒しで進めていくことで、工数が余計にかかっている気持ちになるが、そこを納得できるかがマネジメントのポイントだと思う。

ただし、オーバーヘッドにかける工数には限りが必要。

例えば、保険を考えたときに、保険を描けておいたほうが良いが、それにより毎月の生活や娯楽を圧迫してしまうのでは、もともこもない。

余裕のある範囲で保険はかけるもの。

つまり、どんな規模のプロジェクトにも有効かと言うわけではない。ウォーターフォールでサクッと作ったほうが早い場合もある。

プロジェクトへの適応は、慎重に考えなければならない。

最初のオーバーヘッドを許容できる覚悟が、マネジメントにあるかどうか。