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落合陽一氏の「計算機自然」個展を観てきた。

表参道ジャイルで開かれている落合陽一氏の「計算機自然」個展に行ってきた。

先日行われたIBM主催のThink Japanで、初めて彼のセッションを聞いてから、とても興味を惹かれてしまい、今までに発表されている書籍や文章などを追っかけている。

この20年くらい、インターネットを基盤にした新しい時代が始まっていて、わかる人はドンドン先に進んでいる。まだわかってない人は、逆に物凄い速さで引き離されてしまっている。

これはIT業界の話だけでなく、社会全体にも影響していて、例えば、働き方などは、既にスーツも着ないし、出勤時間や仕事場所にもしばられない世の中にシフトしている。

政府が、働き方改革なんて言っているけど、日本国内で、最先端の会社と従来型から抜け出せてない会社との差は、明治と江戸時代くらい差があるんじゃないかな。(もっとか?)

そして、昔ながらのピラミッド体制も既に崩壊。新しい仕組み作りに切り替わりが始まっている。

要は、インターネット基盤によるフラットな社会が始まって、守られた日本独自の文化から世界標準の文化に急速にシフトしている。

どれもこれも変革の基盤になっているのは、ITの技術。コンピューターとネットワークの技術によって、仕事も生活もだいぶ変わったし、さらに、これからも物凄い速さで世の中は変わっていく。

落合陽一氏の書籍とかコメントには、そうした新しい時代に乗り遅れないための心構えが散りばめられている気がする。
みんな大丈夫かい?って。

表参道の個展は、気付いたら既に今週で終わりとの事で、あわてて平日に会社帰りに寄ってきた。

展示のなかには、いくつかわからないモノも有ったが、何となく表現したいことは理解できたのかなって思った。

イルカの声、蝶の羽ばたき、機械でも繊細に再現出来たら、本物とは全く区別が付かない。
人間が作った機械が自然なものと区別付かないくらいになっていくということだろうか。

そうすると、仕事や生活もそうで、自然だと感じていたけど、実は機械で作られているものかもしれない。

仕事で、電話の向こうで的確に指示してくる上司は人間ではなくAIかも知れない。
朝、気持ちの良い太陽の日射しで目が覚めるけど、それはLEDの人工の明かりかも知れない。
子供に評判の良い保育園では、人間ではなくロボットが面倒見てくれてるのかもしれない。

そんな時代に切り替わるとき、よく見てないと切り替わったかどうかもわからないよ。

……そういうことを言いたかったのかな? ^^;

いずれにせよ、ITエンジニアである自分は、世界を変えられる力を持っているわけで発揮しないのは勿体ない。もっともっと広い視野で新しいモノを創造することにチャレンジしないといけないなぁ、と思った。

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