アジャイルはスプリントと呼ぶ単位に分けて、設計と実装を繰り返す。
品質にうるさい第三者試験を司る部署の意見もあり、『品質の担保』の考え方を認識合わせするのに苦戦させられた...。
結果的には、スプリント内では単一の結合試験までとした。
複数パッケージを組み合わせた結合試験やシステム試験は、15回のスプリント後に行うというプランとした。
つまり、アジャイルとウォーターフォールのハイブリッドである。
この考え方は、良く有るようで、多くのサイト、ブログでも見受けられる。
ベンチャー的な新サービスのシステムではなく、ミッションクリティカルなシステムの構築に適用する場合は、こういったハイブリッドの方式を取ったほうが良い。
安心を買うための、ある程度のコストは許容されるはずで、ちょっとコストがかかったとしても、落としどころとして良い提案となる。
それを、”アジャイル的ではない”ということで、社内で喧嘩するよりは、ハイブリッド方式で早く始めたほうがお互い幸せ。^^