20年くらいシステム開発をやってきて、改めて、システムエンジニアとは、どんなことをする職業か整理してみた。
目次
システムエンジニアの仕事内容は?
仕事内容は、簡単にいうと、ユーザーの望み・悩みを聞き出して、コンピュータで解決する、ということ。
私は学生時代、機械科の専攻だったが、研究室で実験したときの実験データの計算に、みんなは電卓を使っていた。
これを、計測したデータを入れると、簡単に集計出来るようなプログラムを組んだら、みんなからとても喜ばれた、というところからシステムエンジニアの職業を選んだ志望動機が始まる。
単純化もしれないけど、仕事のモチベーションも同じ。 誰かが喜んでくれる、と信じているから、頑張れるわけである。
システムエンジニアの仕事のやりがいとは。
システムエンジニアの仕事は、クリエイティブな新しいことを創造出来るところに、面白味を感じる。
新しいシステムが稼働する事により、システムを使った運用が始まり、業務が効率化される。
社内システムなら、人件費の節約になり、より新しいことに投資が出来る。
外食店なら、1食の値段が下がるかもしれないし、メニューが増えるかもしれない。 家電メーカなら、システムとつながった新しい家電が産まれるかもしれない。 今まで出来なかった、夜中の振り込みが出来たりするこもしれない。
こんな感じで、新しいことを生み出すことに繋がる、世の中の役に立つ職業だと思っている。
特にその業界に精通すれば、プロフェッショナルとして、活躍もできる。システムエンジニアの年収は、どの工程を主軸に活躍するかにもよるが、上流工程を担当するSEは、他業種のエンジニアに比べて高いほうだと思われる。
システムエンジニアになるには?
大学でソフトウエア工学や、情報処理工学を専攻していたという経歴を持っているに越したことはないが、私の周りで活躍しているSEは、特にそのような学歴に限ったことはない。
IT知識は、独学で勉強していたり、入社後の社内研修で、技術知識を身に着けたりしているようだ。
あとは、現場での経験を沢山積むことによって、良いシステムエンジニアになれると思う。