色々な会社の人の話を聞くと、まずアジャイルで苦労するのは、マネジメントへの承認を得ること。
スプリントを行いながら、どこまで作れるかはコミット出来ない。
これでは予算を執行する部門のマネージャーは、プロジェクト開始の判断をするのは難しい。
お金を出す方の気持ちになれば、この気持ちはわかる。
何が完成するかわからないのに、お金は出せません。
ちなみにシステムを作るということは、何か目的があるはず。
そこで、やっぱりだいたいの開発計画を作るはめになる。
この粒度がとても大事。
作る機能、というよりは、実現したい付加価値といった書き方をして定義したほうが良い。
アジャイルしている間に、作るべき機能は形を変えていく可能性がある。
例えば、タイムカードのシステムだとしたら、「出勤・退勤時間の入力機能」という書き方ではなく、
ソフトが出来上がったときに得られる目標の価値として「出退勤を管理できること」といった書き方。
そういった工夫がとても大事。
ちょっと事例が分かりにくいかな。(笑)