最近ブリザードというタンカー沈没の映画が上映されてるけど、
これは、ちょっと古い映画で、レオナルド・ディカプリオの「タイタニック」。 一度は見たことあるかな。
何度見ても泣ける映画の一つかと思うけど、皆どこで涙が出るんだろ??
沈没後、ディカプリオと、ガールフレンドが冷たい海面で手を取りながら浮かんでいる。
助けが来た時には、もうディカプリオは既に息をしていない…。というシーンかな…。
それはそれで悲しいシーンだけど、僕はこのシーン。^^
タイタニックが氷山に衝突し、浸水が始まったとき、設計者が
「5船倉まで浸水した。4船倉なら浮いていられる。5船倉まで浸水してはムリだ。」という発言とともに、
沈没を予見し、悔しがる顔をする。
技術的に回避策がないことがわかってしまい、設計の考慮不足を悔やんでいるのか、
もしくは、技術にまかせて巨大な物を作ってしまったことの後悔かはわからないが、
自分が作ったものが、多くの人を不幸な災害に巻き込んでしまうという事態は、エンジニアとしては辛い状況。
さらには、タイタニックは、充分な数の避難ボートを搭載出来るようになっていたのに、
所有者の「景観が悪くなる」という意向で避難ボートが十分に乗ってなかったことを知る。
そして、設計者としての責任でしょうか、、、、船に残ることを決意する。
僕は、このシーンが一番泣けます。T-T
ちなみに、この設計者は、、、実在の人物。
トーマス・アンドリューズ (造船家)
肩書きとしては、造船会社ハーランド・アンド・ウルフの常務取締役兼設計部門部長。
タイタニック号と、オリンピック号の主任設計師。
彼は、会社が建設した船の処女航海に同行し、
船の航行を見守って改善が必要な部分を見い出して改善する、という
自分達が設計した船の最終的な品質チェックするような活動を行っていた。
先に完成したオリンピック号も同様に、最初の航海に乗船して最終チェックを行っていたという記録がある。
タイタニック号も、同様に最初の航海に乗船し、
「タイタニック号は人類が作り上げたものとしては、ほぼ完璧に近い」と友人に話したと伝えられている。
しかし、タイタニック号は氷山に衝突し右舷を損傷。浸水が始まった。
実際の記録でも、女性や子供が避難するのを手伝い、英雄的な伝記がかかれている。
どうでしょう。久々に見たくなってきたかな。(笑)
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