Unityの勉強を始めた。
Unityとの出会いは、IBM Think Japanという全く関係ないセミナーイベント。
ほとんどのセッションは、IBM Watsonがメインのトピックだったが、その中の1つにUnityという開発ツールの中で操作説明にWatsonを使っているという紹介があった。
なぜかUnityのほうに興味を持ってしまい、それまで全く興味がなかったけど「何か面白そう?」とTwitterとかで情報集めしてきた。
調べて見ると、とても面白そうなツールだけど、何から始めて良いかわからなかった。
そのうち、この「マンガでわかるUnity」に出会い、背中を押されて勉強することに決めた。
既に色々なゲーム開発のプラットフォームになっているとのことなので、とても面白そう。
9月の1週間の会社の休み中に、参考書のサンプルアプリを作ってみた。
目次
Unityの勉強に使った参考書
使った参考書はこれ。「Unity2018入門」SBCreative出版。
この本はカラーで画面のどこをどう操作するか丁寧に書かれていて、つまづくことなく読破できた。
また、中盤から出てくるC#でのプログラムも、1行1行に解説が書いてあり、プログラム初心者にもわかりやすい。
インストール方法
Unityのダウンロードページから、
「Personal」を選んでダウンロードしてインストール。
インストール画面はキャプチャしてないけど、難しいところはなかったと思う、、、、。(^^;
Unityで3Dゲームを作る①
さっそく「Unity2018入門」に沿って始める。
最初のサンプルは、Chapter3の「Unityを使ってみよう」の章。
ここでは、3Dのボールや板状のオブジェクトを配置し、重力で落ちていくボールを動かす。
本の指示の通り、オブジェクトを配置し、プロパティを与える。
久々に、こういう開発ツールを使ったが、オブジェクトを配置してすぐに動くUnityはスゴいと思った。
本書の説明にしたがって、板状のオブジェクトを配置して、ボールに重力の属性を与える。
ボールと板がぶつかったときには、跳ね返るという属性を与えただけで、ボールは板に沿って転がる運動をする。
ここまで、とても簡単。
プログラムの記載がないため、素人でも全くつまづかずに完了。
Unityで2Dゲームを作る
次のサンプルは、2Dゲームの開発。
Chapter4で、オブジェクトを作成し、操作や当たり判定を付けていく。
これで、キーボードで操作することができるのでゲームらしくなる。
C#のスクリプトが出てくるが、1つ1つの命令に説明が付いているので、プログラミング初心者でもわかりやすいと思う。
逆に、プログラミング経験者には物足りないところも有るかも知れないけど、サンプルで実現することが、まさにゲームに必要な要素になっているので、充実感は高い。
Chapter5では、作ったゲームにタイトル画面を付けて、ボタンをクリックするとゲームが始まるようにする。
ここまでも、2~3時間くらいで完成する。
Unityで3Dゲームを作る②
Chapter6,7では、人型の3Dオブジェクトを操作し、迷路を抜けてゴールするゲームを作る。
ここでも、本の説明に沿ってオブジェクトを配置し、細かい属性を設定していく。
フリーのAsset(部品)をダウンロードしてきて使う方法なども理解できた。
時間の計測や、ハイスコアの表示、ライト(照明)の配置や、音楽を鳴らしたりなど、かなりゲームらしくなって完成する。
Chapter7では、これをスマフォ用にビルドする。
Androidスマフォで動かしてみようとしたが、ここで初めてつまづく。
うまくいかない。
ここで初めて気づいたが、この本は、Macとiphoneで書かれていたので、Android用には少し説明が足りなかった。
AndroidStdioの環境構築として、スマフォのADB USBドライバが必要だった。
自分のスマフォは、SHARP製だったので、このドライバをダウンロードしてインストールしたら問題なく、スマフォで実行できた。^^
今回、Unityの入門書籍を1冊まるまる実践してみて、改めてUnityというツールの素晴らしさを体感できた。
さぁこれで何でも作れるぞってなっても、アイデアがないとなかなか難しいけど、明らかにUnityを使うなら何でも出来るじゃんというスキルを手に入れられたと感じる。
今回参考にさせて頂いた書籍も、わかりやすく丁寧に書かれていて、これから始める人には絶対にお薦めの1冊。
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