久々に、サマーウォーズ見た。
そして、また泣いた。
悪い人工知能ラブマシーンによって、OZシステムが正常に機能しなくなってしまう。
厄介なのは、システム停止や、システムにつながらないではなく、「誤動作している」ことにある。
例えば、消防隊が、ウソの情報で朝から何度も出動してる。次もたぶん誤報だと思うけど、でも、行かないわけにはいかない、ということで疲弊していく。
システムが止まったら、人手で回避する運用になると思うが、誤動作であると、確かに厄介。
消防車の無駄な出動を防ぐには、例えば、通報の有ったところへ、いったん連絡してから、向かうとか、人手での追加の一工夫がいる。
これを、すぐに運用に取り込めるかこそが、リーダーの腕だと思われる。
この活動を応援すべく、栄お婆ちゃんが、人脈を駆使して、あちこちに電話をかけ事態の収束を促していくのだが、その手法はアナログであり、昔ながらのコミュニケーション。
人と人との間に、ITシステムが入り、その間のコミュニケーションが減って、つながりが希薄になってしまっている。
例えば、申請者が、申請書を起票して、上司に、承認をもらうという流れがある。
昔は、申請書を上司に手で渡して、「承認お願いします」、「忙しい中、有り難うございます」って、一言伝えていた。
これが、申請者は、申請内容をシステムに登録すれば良いだけになってしまったので、承認者への「お願いします」「有り難うございました」がなくなってしまっているわけだ。
システムを介していても、画面の向こう側にいる人に対して、「お願いしますね」、「有り難うね」という気持ちを忘れてはいけない。
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「臨機応変に動けるエンジニアであれ。」^^