外付けのHDDとWindowsの機能で、バックアップの仕組みを構築する。(操作方法はWindows7)
目次
パソコンのシステムイメージを作ろう
まずHDDが壊れたときに困るのはシステム(パソコン)自体の復旧。
これは、Windowsの「システムイメージの作成」で、システム全体のバックアップを取ることで、万が一の時にはすぐに復元出来るようにする。
システムのイメージは、毎日とる必要はない。何か環境が変わったら手動で取る、で十分。
例えば新しいソフトを買ってインストールした時や、家の中を無線LANに変えてネットワークの設定を変えたときなどに行う。
最悪、忘れてしまったとしても、前回の状態に戻るので、そのあとに購入したソフトをインストールしたり、設定しなおしたりすればいい。
ちなみに、定期的にシステムイメージを作っておくと、パソコンを購入した時に付いてきたリカバリーディスクは不要になる。リカバリーディスクは本当に購入時の初期状態に戻したいときだけ使うことになる。
ひと先ず、最初の一回だけは忘れずに行おう。
システムイメージは、DVDでも、外付けのハードディスクでも、どちらでもいいが、一番最初の初回はDVDをお薦めする。
ハードディスクだと間違えて消してしまったりするかも知れないからだ。
ちなみにDVDだと4枚くらいになる。また、起動用の復旧ディスクも作っておく。Windowsのメディアが有れば、それを使って起動することは出きるので、無くても困ることはない。
具体的には、コントロールパネルから、[バックアップと復元]を選択し、左メニューの[システムイメージの作成]を選択。そのあとは作成先を選ぶだけでOK。
パソコンのバックアップを取ろう
次に、定期的にバックアップしたいのは、データたちだ。デジカメの画像、作成したワード文章や、Excel、メールとお気に入りも、バックアップしておきたい。これらは、夜中のうちに、外付けのHDDにバックアップを行う設定にする。
コントロールパネルから、[バックアップと復元]を選択し、バックアップの設定を行う。
この時に、バックアップ対象は自分で選択し、また”次のシステムのイメージを含む”のチェックを外し、システムイメージはバックアップしない設定にしておく。また、スケジュールは夜中の時間を設定しておく。
次に、コントロールパネルから、[管理ツール]-[タスクスケジューラ]を選択し、左のメニューから、[MicroSoft]-[Windows]-[WindowsBackup]を選択する。中央に表示された[AutomaticBackup]を右クリックしてプロパティを表示し、[条件]タブの”タスクを実行するために、スリープを解除する”にチェックを入れる。
これで、1週間に1回、夜中のうちにバックアップされる(PCはスリープにしておくこと)。
ここまで出来れば、ほぼデータが消失することはないはずだが、最後にお薦めするは、まとまったデータを定期的にメディアに焼くこと。
例えば、デジカメの写真ならば、「2012年写真集」として、DVDやブルーレイに焼いておこう。
バックアップ前にはウイルスチェックを仕掛けておくとセキュリティ上も堅牢になる。感染したファイルは退治されてからバックアップされるので安心。
データは大切に守ろう。
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