
ソニーは私が大好きなメーカーの1つです。テレビやビデオ、ゲーム機や、デジカメといったデジタル家電製品から、音楽や、映画、そして金融まで。世界的にも珍しいほど多様な事業を行ってます。
その一方で、どうも難航しているようなのが、 スマートフォンの Xperia。
カメラ性能や音質など、技術的には高い評価を得ながらも、世界シェアは数%台に低迷。日本市場でも2023年は前年比40%減と報じられました。販売縮小や製造外注のニュースもあり、今のまま“ハード単体の戦い”を続けるのは限界が見えてきています。
しかし、ソニーはXperiaを「重要な事業」と繰り返し表明しています。私も、昔からのXperiaユーザーとして、なんとか上手く盛り返せないのかな?なんて考えてしまいます。
ハード単体では戦えない時代に
スマホ市場はすでに「性能競争」だけでは差別化できない時代です。
AppleはiPhoneに音楽・映像・クラウドを束ね、SamsungはGalaxyと自社サービスを組み合わせて、ユーザーを自社の世界に引き込んでいます。
一方、Xperiaはソニーの他の事業と十分に結びつかないまま、孤立してしまっているように見えます。実際に、私は何世代もXperiaを買い換えていますが、ソニーの他の事業の恩恵を受けた記憶がほとんどないからです。
ソニーには「つなげる資産」がある
実際には、ソニーは他社が持たない強みを多く抱えています。
-
音楽サブスク(Mora Qualitas:月額1,980円/ハイレゾ対応)
-
映像配信(Sony Pictures Core)
-
ゲーム(PlayStation)
-
金融サービス(ソニー銀行・損保)
これらとXperiaを連動させることで、端末は単なるスマホではなく「ソニー体験のハブ」として再生できるはずです。
仮に数字で考えてみる
例えば、音楽サブスクを例に取ってみます。
-
現在、Mora Qualitasは月額1,980円。
-
仮に、Xperia購入者に「500円特典プラン」として提供したらどうでしょうか。
もし年間600万台売れているXperiaのうち半数(300万台)が加入すれば──
-
500円 × 12か月 × 300万ユーザー = 180億円/年 の追加収益ポテンシャル。
さらに既存価格(1,980円)との差額は、ソニー全体の顧客囲い込みによって別の事業で回収できる可能性があります。
これはあくまで試算ですが、「サービス連動=収益源になり得る」ことを示す一例です。
他社事例が証明していること
-
Apple:サービス収益がiPhoneに次ぐ柱に。2024年には年間8兆円超。
-
Amazon:Prime会員にFire端末を割安で提供し、累計1億5,000万台以上販売。
-
T-Mobile(米国):Netflix無料バンドルで解約率が低下。
つまり「ハード+サービス」の連動は、単なる付加価値ではなく、企業の競争力そのものを強化する戦略です。
Xperiaを「孤立」させないために
Xperiaが“孤立した端末”ではなく、“ソニー体験の中心”として生まれ変わる未来を、私は見てみたい。
それは単に端末を売るための策ではなく、ソニーというブランド全体の価値を高める道だと思うのです。
ここまで書いてきましたが、素人ながらソニー大好きな1人のお客としての意見で、Xperiaに頑張って欲しいと思う気持ちでいっぱいです。
この思い、ソニーさんに届くかな?